top of page

​ミドリムシグループ

周期光をミドリムシに与えた際の光合成への影響

MAHIRO FUJINAMI

ミドリムシは植物のように光合成を行い、動物のように細胞を変形させて動く単細胞生物です。この生物は強い光に対し負の走行性を持っており、それが原因で生物対流を起こします。この際、個々の細胞の周囲の光強度が時間周期的に変化します。また、先行研究で定常光を与えた際の光合成のモデルを数値計算した結果、反応速度が減衰振動を起こすことがわかっています。これらのことから私は周期光条件下における光合成効率の周期依存性があると考え、これを明らかにすることを目的に研究しています。

交流電流によるミドリムシのパターン形成

TAKUMI  MATSUZAWA

ミドリムシは様々な要因で、生物対流を起こすことが知られています。その中で、私は特に電流によるパターン形成について研究しています。また直流電流を用いた先行研究は多くあるのですが、私は交流電流に焦点を当てています。周波数や波形などをパラメータとし、どのような違いが出るのかを解析しています。

IMG_1490 2.HEIC

​培養条件による光合成色素の変化

KOSUKE HARADA

​ミドリムシは動物でもあり、生物でもある微生物で光合成を行います。私は培養条件の異なるミドリムシから光合成色素を取り出し、高速液体クロマトグラフィーによる定量を行うことで培養条件がミドリムシにどのような影響を与えるかをクロロフィルやカロテンなどの光合成色素の生成量から調べる研究を行なっています。

​OB・OG

ミドリムシの電場応答性によるパターン形成機構の解明

GOTA SATO

私はミドリムシの電場応答性について研究しています。研究室の先行研究により、ミドリムシ懸濁液に電圧を印加すると電極側へ寄っていくというパターンが観察されています。しかし、パターン形成の原理については未だ解明に至っていません。私の研究では、パターン形成に影響を与えるパラメータの解明、電圧印加時におけるミドリムシの遊泳方向や遊泳速度の時間変化について解析を試みています。

ミドリムシのパターン形成

ERIKA MATSUI

2つ以上のスケールの異なるダイナミクスを組み合わせるという観点から、ミドリムシの走光性による生物対流パターンを主軸として、墨流しやマーブリング手法によるあらたなパターン構築の可能性を探っていました。自発的なダイナミクス同士を組み合わせることは難易度が高く、現在は、あらかじめ制御した光源にミドリムシのパターンがどの程度追従できるかを調査しています。

Please reload

一次元円環水路におけるミドリムシのパターン形成

MOTOKI MIYAJIMA

私の研究はミドリムシの生物対流によるパターン形成を一次元円環水路で行い、局在の運動を観察していきます。光合成や呼吸などのミドリムシの性質が効率的に働くように局在の運動が見られるのではないかと考えています。円環水路の円周や幅や深さ、またミドリムシの密度などを調整してどのような運動になるか研究していきます。

シロミドリムシを用いた局在生物対流パターン形成機構の解明

YUKIKO TAKI

 私は、ミドリムシの光応答による生物対流について研究しています。先行研究で、ミドリムシは葉緑体の有無で生物対流のパターンが異なることがわかっていますが、具体的に葉緑体が生物対流に及ぼす作用は明らかにされていません。ミドリムシの生物対流に葉緑体がどのような働きをしているのかを解明するために研究しています。

ミドリムシの電場応答性

ERI NAKAYAMA

 私の研究内容はミドリムシの電気応答性の解明です。ミドリムシは強い光から逃げる性質があり、その性質から、ミドリムシ溶液の下から強い光を当てると生物対流をおこすことがわかっています。私は、その生物対流が光以外でもおこすことができないかということで、電気によっておきないかということについて研究しています。

ミドリムシの光応答にかかる時間

YUYA KUMAGAI

 培養液内のミドリムシは下から均一な強い光を照射すると負の走光性を示すため、上向きに走性が誘起されます。そのため、上部の境界付近の細胞密度が高くなり、密度不安定が起こるため流体パターンが形成されます。私の研究は光強度が周期的に変化した場合、ミドリムシがどのような動きをするのかなど、ミドリムシの照射光の周期依存性をみることです。

ミドリムシの生物対流形成時の光合成効率の測定と解析

TAKUMI OHDAN

私の研究テーマは”ミドリムシの生物対流形成時の光合成効率の測定と解析”です。ミドリムシは一定量以上の強さの光を受けると特有のパターンを形成します。そのときに細胞密度が場所によって大きく違い、またミドリムシ1個体当たりで見てみると光の量や周囲の環境が秒単位で変わっていきます。その変化がミドリムシが行う光合成にどのような影響をあたえているのかを解析するのが私の研究の目的です。

Please reload

bottom of page